【ビーコル】ぼくがかんがえたさいきょうのもりかわたいさく

こんにちは、らんそうるい(@rnsr0371)です。最近はHudl(ハドル)という映像分析アプリの30日間無料トライアル中で、横浜ビー・コルセアーズの試合を題材に映像分析の練習をしています。そこで練習の成果として、森川正明選手のシュートの傾向を紹介したいと思います。 結論を先に書くと森川選手は「(オフボールの動きも含めて)キャッチアンドシュートやランニングシュートが上手い」「左ドリブル後のシュート成功率が低い」ということが分かりました。ただ、4試合分のデータしか分析していないので、この結果がロバストなものかは分かりません。試合のデータがもう少し溜まってきたら続報を書きたいと思います。

分析

対象にした試合

  • 2021/10/27 島根戦
  • 2021/11/06 三河戦
  • 2021/11/07 三河戦
  • 2021/10/10 群馬戦
以上の4試合を分析対象としました。

森川選手のシュートチャート

上の図のようになりました。ゴール下・トップ・左サイドからのシュートが多いことが分かりました。

詳細な分析

まず、Hudlでタグ付けした試合映像から森川選手のフィールドゴール試投シーンを全て抽出しました。その上で、右ドリブル後・左ドリブル後・ドリブルなしの3つの状況にシュートを分けて、その成否を目視で調べました。その結果が以下の表です。
 ドリブルなしのシュートが際立って多く、成功率も高いことが分かりました。また、赤字で強調した左ドリブル後のシュート成功率は21%と他の状況に比べて悪いことが分かりました。
 映像を確認して気づいたことなのですが、森川選手はオフボールの動きが非常に良く、ランニングシュートで得点するというシーンがいくつも見受けられました。そこで、目視でジャンプシュートを放ったシーンを見て、ジャンプシュートの状況別の成功率を計算してみました。それが以下の表です。
 合計の成功率が下がっていることから、森川選手がいかにランニングシュートで簡単に得点を決めていたかが分かると思います。個人的に注目しているのが、左ドリブル後のジャンプシュートを一本も決めていないということです。森川選手は右利きのようなので「左ドリブル後のシュート成功率が低いと面白いし、どの状況でもシュート成功率が変わらなかったらプロって凄いんだな〜と感じられて面白い」と思って分析したのですが、想像以上に綺麗な(?)結果が出て嬉しかったです。

結論:ぼくがかんがえたさいきょうのもりかわたいさく

森川選手はオフボールの動きが非常に良い選手で捕まえることが困難だと思います。もしボールを持たれてしまったら、左ドリブルをつかせるようにディレクションしつつ、インサイドを固めてジャンプシュートを打たせるというディフェンスが有効かもしれないと思いました。ただ、森川選手はパスも上手い選手なので、このディフェンスがどれほど有効なのかはやってみないと分からないというのが正直なところです。このディフェンスを実行してもし負けても私は責任を取れません。

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